畳に発生するカビの種類や掃除方法について
堺市の泉北製畳のスタッフブログへようこそ。
気づいたら畳にカビが発生していた…なんて経験はありませんか?
生えてしまったカビは正しい方法で取り除かなければいけません。
そこで今回は、カビの種類に応じた掃除方法についてご紹介します。
畳に発生するカビの種類
緑カビ…初期段階の軽度なカビ。一般的に「青カビ」と呼ばれるもの。カビ特有の臭いを放つこともあるため、こまめな掃除が大事。
白カビ…青カビの仲間の軽度なカビ。柱や窓枠など、木材や壁にも発生しやすい。体調を崩すこともあるため、掃除の際に飛び散らないように気を付けましょう。
黒カビ…水気の多い場所によく発生する頑固なカビ。お風呂やエアコンなどに発生し、喘息やアレルギーの原因にもなる可能性があるため注意が必要。
緑カビ・白カビの掃除方法
①部屋の中を換気する、乾燥させる(室内に浮遊しているカビの胞子を室内に出す)
②エタノール※を畳に吹きかけて20分程放置
※濃度70~80%のエタノールもしくはお酢:水を1:9で希釈したものを使用する。
③乾いた雑巾でよく拭き取り、しっかり乾燥させる。
※掃除する際は手を保護するゴム手袋を着けたり、掃除で発生したカビを吸い込まないためにもマスクを必ずつけましょう。
黒カビの掃除方法
黒いカビを取り除くには、カビを中和できる重曹を使用します。
ただし重曹を使用すると、畳を変色させてしまう恐れがあるため使用は最小限にし、畳の黒カビにだけ使用しましょう。
①部屋の中を換気し、乾拭きの雑巾などで表面のカビを取り除く。
②黒カビに粉状の重曹をふりかける。黒カビによって畳が黒ずんでいる場合は、さらにその上からエタノールを吹き付けます。
※黒カビの範囲が狭い場合は綿棒などを使って、重曹をつけましょう。
③使い古した歯ブラシで、畳の目に入り込んだ黒カビを掻き出す。
④掃除後は風通しのいい屋外で日陰干しにし、よく乾燥させましょう。
さいごに
万が一、畳にカビが発生してしまった場合は、カビの種類を確認し、適切な掃除方法を行うことが重要です。
畳のことなら、泉北製畳におまかせください。